《MUMEI》

『あ、そう?んじゃ〜頼むかな?すぐ帰って来るからね。』


バタバタと出て行く広瀬先生に、手を振りながら…


…ゆっくりで良いからと、心の中で呟く蓮見であった。


…さて…と…
ゆっくりとベットに近付く蓮見。


ギシッ…
『ん…』
無邪気な寝顔の坂井先生に、イタズラを仕掛ける蓮見。


ゴソゴソ…
数分後…パサリ…。

『ニヤリ…』
満足げに笑う蓮見。


『フア〜ァァ!良く寝た〜』
オレは、気持ち良く目覚めた。


目の前には…蓮見。


『ゲッ…お前、なんで?』


『僕が運んだんだよ、坂井ちゃん♪』

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