《MUMEI》

…え〜と、待てよ、ここ何処だ?頭、いてーな…


『……』
…思い出した、誰かが投げたボールに当たったんだ!(蓮見が投げたとは、気付いてない)


『蓮見〜ありがとう!オレを保健室まで、連れて来てくれて…。』
満面の笑顔で、お礼を言った。


『……キュン』
蓮見から、なんか変な音が聞こえた。


ガバァ…
突然、ベットに押し倒され、唇を塞がれた。


『うっ…ん…』
…なんで?え…蓮見?……なんでぇ〜〜?!


蓮見に組み敷かれて、身動き出来ないオレ。

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