《MUMEI》

『うん…は、はす…み…やだ…止め…ハッ…』
蓮見のキスは、終わらない…強引に口を開かれ…蓮見の舌がねじ込まれた。


…うわっ…なんだよ…嫌がらせにも…程があるだろ…。男同士って…あり得ん…だろ?


オレは、泣きそうな眼で蓮見を睨んだ。


『……ドキッ』
なんだ?蓮見は、オレをジッ…と見詰めていた。その瞳に〜何故か惹かれた。


一旦離れた唇は〜またしても吸い込まれるように、重なりあった。


それは…保健医の広瀬先生が、戻るまで続いた。

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