《MUMEI》

「そ、そうか。」


塁羅は頬を少し赤く染めた。


「綺嘉のケーキもまだ残っているな。」


『そうだな。』


食べ終わる前に
お前の
キャンディーを買いに
行ったからな


『なぁ塁羅、何かしてもらいたいことはないのか?』


「してもらいこと?」


『あぁ。』


紫吾は軽く微笑んだ。


塁羅は考え始めた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫