《MUMEI》 ピチャッ 「ンッ…アア…」 いつも旦那様がしていくように、舌と指で優しく祐也の中をほぐしていく。 (もう一本、大丈夫か?) 正確に比べた事は無いが、俺のは旦那さまより 普通より、大きい。 だから、俺は祐也に気付かれないか緊張しながら指を三本に増やした。 「早く、き、てぇ…」 祐也は、腰を振りながら俺を挑発した。 (大丈夫そうだな) 俺は指を一気に抜くと、ゴムを装着した自身を一気に祐也の中に入れた。 ズッ! (キツイな、さすがに) 俺は、祐也の腰や背中を撫でたり、背中に舌を這わせたりしながら、腰を動かし始めた。 「ア!…イィ…もっと、もっと動いてよう、愛してよう…也祐ぅ…」 「ッ……」 祐也は甘い声で俺を煽り、腰を振ってきた。 気付くと俺は加減を忘れ、夢中で何度も激しく祐也の中を出入りしていた。 正直、ここまで気持ちのいいセックスは初めてで、溺れそうになる。 「「ハッ!…ンッ…ゥ…」」 祐也と一緒に達した俺は、大きく息を吸い込んだ。 「愛している、祐也。…生きろ」 それは、旦那様と… 俺の、言葉だった。 前へ |次へ |
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