《MUMEI》 繁華街朝早く、麻美に起こされ 電車で5駅の大きな街へ 俺の意見を全く無視して 麻美「優斗は、背が高くて、筋肉質だから、ジーンズでも、ジャケットにして、靴も革系がいいよ」 麻美「柄物はダメ、シンプルに、大人っぽく!」 麻美「ほら、早く、次行くよ!」 完全に、言いなりだった 昼飯をたかられ、午後も ショッピング 女って、バイタリティーあるなぁ 街ですれ違う男、 麻美を見てる 普通に可愛いよな 俺「麻美、俺と歩いてて、嫌じゃないか?」 麻美「何で?」 俺「何か、服装も、違い過ぎるし…」 麻美「出来の悪い兄と妹って思うんじゃない」 笑顔で、ぐさっと刺さる一言 俺「…」 麻美「優斗、目を肥やして、色んな服や、着こなし見て」 「みんな、お洒落してるけど、中身は、優斗の方が何倍も良いんだから」 「服なんて、直ぐにセンス付くよ」 嬉しいような、バカにされたような… 複雑な気持ちだった 帰宅後、着替えてみると 父「おっ、それなりに見えるじゃねー、生意気になったなぁ」 笑ってる 母「麻美ちゃんセンスいいわねぇ〜、優斗が買ってきたら、こうはならないわね」 勝手に言っとけ! 鏡を見た たしかに、大人っぽく見えるかも… 麻美「なかなかだよ」 「特別に明日、デートしてあげるよ」 「私の買い物付き合って」 俺「…荷物持ちか…俺…」 麻美「正解!」 父が笑いころげてた 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |