《MUMEI》

こいつは、何が目的なんだろう?女に不自由してないだろうし…長身だし…顔だってハンサムだよな?切れ長の目に、鼻筋が通った、唇の形だって…柔らかかったし…って、おいっ!いかん…。


とにかく、オレみたいなチンチクリンの寸足らずな男を、相手にする理由なんて…


あ…金目当て?強請かあ?オレ…金持ってないぞ…違うな、蓮見の家は金持ちだ。


『あ!蓮見〜お前もしかして、あのアニメのファンなのか?で〜トランクス見て、欲しくなったんだな!』


『……』


『残念だな〜あれは、譲れないんだよ…だから…』


ダンッ!!
『うわっ…』
いきなり窓に押し付けられる。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫