《MUMEI》

綺嘉の音読が始まって、5冊に入った時、塁羅は床に倒れた。


「塁羅!?」


綺嘉はしゃがみ塁羅を揺すった。


「どうしたんだよ塁羅。」


ラルンも素早く塁羅に近づき、抱え上げた。


「ラルンさん、塁羅どうしちゃったんですか?」


「たぶん小生意気キャンディーの効力が切れてきたんだと思います。

たぶん元の塁羅の戻るために気を失ったんでしょう。」


「そっか、塁羅、元に戻るのか。」

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