《MUMEI》

「この小生意気が本当の塁羅ではありませんよ。」


「えっ?」


「小生意気は勳羅によって出されたもの、本当の塁羅はもっと明るい子なんです。」


でも今回の小生意気は
ある意味
甘えだったの
かもしれませんね


「明るい子?じゃあ今はどうして…。」


ラルンは綺嘉の唇に人差し指を当てた。


「それは秘密です、私が話してはいけないことです。」


ラルンは綺嘉の唇から人差し指を放した。

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