《MUMEI》

すると扉が開き、紙袋を持った紫吾が入ってきた。


「あっ紫吾、おかえり!」


『ただいま、あっ!塁羅どうしたんだ!』


紫吾は走って、塁羅が寝ていてベッドに近づいた。


『塁羅、どうしたんですか?』


「小生意気キャンディーの効力が切れてきているんだと思います。」


『でも効力は1日だって、勳羅さん言ってませんでしたか?』

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