《MUMEI》
投げ付けられた言葉
麻美「…はぁ…」
 
麻美がコンビニの駐車場に車を停めた
 
麻美「変な勘違いしないでよ」
麻美が俺を見た
 
麻美「優斗、知ってるよね、私が、変な先輩にやられちゃった事…」
 
俺「…」
 
麻美「私もね、童貞、食ってみたかっただけ…」
 
俺「…」
 
麻美「優斗なら、ムチャしないだろうから、都合よかったの」
「優斗も、私とエッチできたんだから、損、ないでしょ…」
 
俺「麻美…」
麻美「うるさいなぁ!早く降りてよ!」
「遅刻しちゃうよ!」
 
麻美が感情的に怒鳴った
 
麻美「ちょっと寝たからって、いちいち理由聞かれてもねぇ…」
 
大人びた、横顔、
化粧のせいもあるけど
麻美じゃないみたいだ…
 
俺はドアを開けた
 
降りるとき
 
俺「ありがとう、麻美」
 「俺は、麻美と…出来て、良かったって思ってる」 
「じゃあ行くな」
 
車のドアを閉めて駅に向かった
 
振り返ると、もう、麻美の車の姿は無かった
 
そうか、そんなもんなんか!!
 
後味悪いまま、俺は、故郷を後にした…
 

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