《MUMEI》
酔っ払い
のぞみ「だって、優斗君、何も言わないで東京戻っちゃうんだもん」
 
俺「わかった、だから、悪かったって」
 
何度目だろう、この会話
 
のぞみ…酒乱かぁ?
 
俺「そろそろ、行こう」
 
時計は10時をまわってた
 
3時間も飲んでるよ
 
お洒落な店に似合わない
幼く見える、のぞみ
 
補導されたりして…
 
確かに未成年だけど
 
店を出て直ぐ
 
のぞみ「…気持ち悪い…」 
俺「!!」
 
あーぁ、… まったく…
 
道端に、お好み焼き作って…
 
のぞみ、歩いたら、急に酔いが廻ったようだ
 
俺、のぞみ、の家知らねーぞ、
 
仕方なく、俺の部屋に連れて帰った
 
 
ベットに横たわる、のぞみ 
…そっかぁ、こうやって女、連れ込むのかぁ…
 
アホな事考えてた
 
 
 
翌朝
 
爆睡中の、のぞみ… 
無防備な女だなぁ

俺、あんまり寝れなかったけど
バイト行かなきゃ
 
『カギ、ドアポストに入れといて』と、
書き置きしてバイトに出かけた
 
今日も暑いなぁ

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