《MUMEI》
口実
のぞみ「おじゃましまぁす」
 
俺「適当に座ってて」
「アイスコーヒーでいい?」
 
のぞみ「うん」
 
俺「店の珈琲だから、美味しいよ」
 
のぞみ「ありがとう」
 
テーブルを挟んで座った  
のぞみ「この前は、ホントにごめんね…」
 
俺「気にすんなって、メールでも100回ぐらい謝ってたじゃん」
 
のぞみ「そんなに謝ってないょぉ」
 
照れ笑いしてた
 
バイトが休みの今日
のぞみ、を家に誘った
 
のぞみ、が見たいって言ってた映画のDVDを見ようって
 
のぞみ、俺に、きがあるのかなぁって感じてたから
 
断られなかったら…
そう、決めてた… 
 
並んで座ってDVDを見た
 
のぞみ、デニムの短めなスカートだった
 
服装も、幼く見える
 
化粧も、ほとんどしてない感じだ
 
のぞみ「なぁに?」
 
目が合っちゃった 
 
俺「いや、のぞみ、もなんか変わったなぁって」
 
のぞみ「?」
 
俺「誘ってから、ヤバって思ったんだ、男の部屋に1人でって…」
 
のぞみ「…優斗君だから…」
 
俺「慣れてるのかなぁって」
 
のぞみ「…初めてかなぁ、こういうのは…」
 
目をそらしながら、のぞみが言った
 
俺「この前も、いびきかいて、爆睡だったから、スゲー慣れてるのかと思った」 
のぞみ「私、いびきかいてたの!!」
 
俺「嘘だよ、死んだように寝てた」
 
のぞみ、をからかった
 
のぞみ「ひどぉーい」
 
俺の腕を軽く叩いた、のぞみ
 
俺、その手をつかみ
のぞみ、を、引き寄せた
 
のぞみ「あっ!」
 
俺、のぞみ、を抱きよせ
唇に、キスをした
 
嫌がるかな?

俺の鼓動は高鳴ってた

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