《MUMEI》
出会い頭の衝突 2
「…あれは―――…」


出来杉は、自らキラになる決意を固め、のび太を葬るために自宅へデスノートを取りに帰った時に遡って話し始めた――…。




☆゚・:*:.。○。.:*:・゚☆゚・:*:.。○。



傍らでリュークが見守るなか――…


僕は殺気に満ちた表情で、机の引き出しの奥にしまっておいた“黒いノート”を取り出した…。



「…のび太の奴……僕をコケにしやがって!


…糞ぅ!殺してやる…殺してやるょ!

…クククク…!」



僕の眼は完全に悪魔にとり憑かれていた――…。

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