《MUMEI》

「ええ。文句ある?」

「何でお前が囮なんか──」

「私がこの中では一番番号が早いから」

「そか‥美春は8番やもんな‥」

「でも美春先輩がいなかったら‥」

「大丈夫よ、アンタ達を信用してるから私はこんな事言えるんだから(微笑)」

「ぇ‥」

「分かった?」

「‥ん‥‥‥分かった‥」

「夏芽君‥?」

「コイツがオレらの事信用してるってんなら、オレらもコイツ信用してやんねーとだろ?」

「‥‥、うん‥」

≪ぽんっ≫

「大丈夫やて、絶対。なっ(笑)」

「‥ハイ、分かりました(微笑)」

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