《MUMEI》 「クククク……どういう風に殺してやろう… …ダンプカーのタイヤに巻き込ませてやろうか… …それとも、マンホールに落として汚水の中で溺死させてやろうか… …浮浪者に刺し殺されるってのもいいな…(笑) …あぁ、なんてワクワクするんだろう!」 僕は、のび太を葬り去るシチュエーションを頭の中に思い巡らせる――…。 そんな狂気に取り憑かれる僕を――… 「ずいぶん楽しそうだな?」 リュークが呆れた顔で見下ろしていた…。 「あぁ……人を殺すのが、こんなに楽しいことだなんて……クククク…!」 僕は、初めて人を殺す興奮にあてられ、独り樮笑んでいたんだ。 前へ |次へ |
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