《MUMEI》 ドライブのぞみ が車を買った 中古の軽だけど、ナビまで附いてた 初心者マークを付けて ドライブ 海に来た のぞみ「…優斗君…帰り、運転してくれる…」 俺「…俺も…自信ないよ…」 パーキングで、2人で苦笑いだった 俺「今のところ、無事だよね」 のぞみ「道が空いた頃帰ろうか」 俺「そうだね」 のぞみ「疲れたぁ…」 のぞみ、が背伸びした 胸の形がはっきりわかった のぞみ「!胸見てたでしょ」 俺「バレタ?」 のぞみ「やらしぃ…」 俺「俺がやらしいの知ってるだろ」 「俺を誘ったのぞみが悪い」 のぞみ「…」 俺「あっ…怒った?」 のぞみ「怒ってないよ」 「…」 のぞみ、が、黙ったまま 海を見てた のぞみ「ねぇ…聞いてもいい?」 俺「なに?」 のぞみ「…遊び?…」 俺「ん?」 のぞみ「私の事…遊びだよね…」 俺「…」 のぞみ「…何か言ってよぉ」 俺「正直に話していいかな」 のぞみ「…うん…」 俺「昔、のぞみ、に片想いしてたんだ…」 「知ってた?」 のぞみ「…なんとなく…そうかなぁって思った事はあったけど…」 俺「今は、正直、自分でも、よくわからないんだ…」 のぞみ「…好きな人とか居るの?」 俺「…好きって気持ちがわからなくなってる…」 「のぞみ、と、こうしてて、楽しいし」 「他に、親しくしてる娘もいないけど」 「よく、わからないんだ…」 のぞみ「…」 俺「曖昧な言い方で、ごめんね…」 好きだって言って、抱いたら…楽かなぁって思ったけど… ホントに、俺、中途半端だな… 前へ |次へ |
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