《MUMEI》 …これ…玉津姫よ… 『だれ?私を呼ぶのは…』 …私は三輪明神… そなたに告げよう… 《豊後国の深田に『炭焼き 小五郎』と申す者がおる。その者が、そなたの伴侶となる者である。信じて西へと下るが良い…そして、金亀ケ淵で身を清めよ》 …さあ、私を信じるのです…未来の為に… 玉津姫様は目を覚ましました。 なんと不思議な夢だったのでしょう… 三輪明神様が夢枕に現れて御告げを頂いたのです… 玉津姫様は〜翌年、多くの共を連れて、西へと下りました。 しかし途中に難に遇い…豊後国の深田へたどり着いた時は〜姫様、お一人になられておりました。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |