《MUMEI》

――…バサッ!…バサッ!


僕の後に巨大なコウモリの羽音がついてくる。



「何か面白いことを思いついたみたいだな…?」


リュークは、ニタニタ笑いながら僕に話しかけていた…。



「あぁ…今に見てろ!のび太の奴…(笑)」



のび太は今ごろ、ジャイアンに追われて町を逃げ回っているだろう。



これから僕は、彼の死を見届けるために、ある場所に向かう――…



のび太の奴に、恥辱にまみれた死様を用意してやるために……!



僕は不敵に笑いながら、しずか君の家に走っていったのさ――…。



すると、その時――…。

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