《MUMEI》 誰やろ‥。 あいつやろか‥? 足音だけやと誰なんかまるで分からん‥。 ≪カタン≫ 「‥ぇ」 新木‥? 「ぉ‥‥‥おはよ‥」 「───────」 「‥ぁ‥、最近──早いんやね」 ≪カタ‥≫ 新木はやっぱりまたカバンを持って教室から出て行った。 ウチはまた独りになって‥‥ 静かな教室で考え込んどった。 あいつは何で‥‥ すぐ出て行ってまうんやろ‥。 「──────‥」 何でなんかな‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |