《MUMEI》 ◆◆◆ 五日が経った。 もう幹は立派に育ってかなりのでかさになってきた。 明らかに普通の木の成長じゃねぇ。 一体何だってんだ‥? あの手紙の通り‥ 毎日水をやって世話をやってる。 もしほんとに七日間の世話だけで実が生るなら‥‥ あいつが寄越した種には何か仕掛が‥。 いや待てよ‥? ≪ばっ≫ 「‥!?」 両手で両目を塞がれた。 「だーれだ?(微笑)」 「‥何ふざけてんだよお前‥」 そう言ったらそいつはさもおかしげに笑った。 ◆◆◆ 前へ |次へ |
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