《MUMEI》 「美春、夏芽、ちょっとこっちに注目(笑)」 「?」 「何だよ、またお前は──」 「そう言わんと、気分転換や思て見てて(笑)」 「「─────」」 「ほな真冬ちゃん、箱ん中に何もない事確認してくれるか?(笑)」 私は頷いて── 箱を逆さまにして何も入ってない事を確かめた。 「ほな、よう見といてや?(笑)」 先輩は白い布を取り出すと箱の上に被せた。 それからパチンと指を鳴らして── ≪バッ≫ 勢いよく布を取った。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |