《MUMEI》

『誰か〜炭焼きの小五郎さんと言う方を知りませぬか?』
玉津姫は、里の人々に尋ねて回った。


『いいえ?知りませんな。』
『分かりませんわ。』皆の答えは〜一緒だ。


玉津姫は、途方に暮れてしまった。
『誰も〜知らぬとは…三輪明神様のお告げに間違いなど、無かろうものに…。』


そうしている内に〜辺りは薄暗くなってしまった。

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