《MUMEI》 テーブルの上には、焼いた食パン、いつものジャム、卵スープが置いてあった。 いつもなら 隣にユナセがいるのに… 「ねぇお母さん、ユナセは?」 「えっ…何言っているの?ユナセは1ヶ月前に死んだじゃない…。」 「えっ…。」 ましろは、壁にかかってあるカレンダーを見た。 日にちは、ましろに殺人村への招待状が届いた日だった。 でも あの時は お母さんも お父さんも いなかったのに… 前へ |次へ |
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