《MUMEI》 ましろは学校に行く準備が出来、バックを持ってリビングに顔を出した。 お母さんは台所で洗い物をしていた。 「お母さん…。行ってきます。」 お母さんは顔を上げ、優しく微笑んだ。 「はい!行ってらっしゃい!」 お母さんの声は、とても明るく無理して言っているように思えた。 「お母さん、朝変なこと聞いて、そのごめん…なさい。」 お母さんは水を止め、ましろの方に歩いて来て優しく抱きした。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |