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《MUMEI》 ｢ましろちゃん？ましろちゃん？｣ ｢えっ？｣ 風藍の顔を見ると、心配そうな顔をしていた。 ｢どうしたのですか？ケーキ食べないんですか？｣ ｢食わないなら、あたしが食うよ！｣ 憂葉はフォークをイチゴタルトに向けた。 ｢ダメ！ごめんね、ちょっと考え事していたんだ。｣ 憂葉と風藍は、顔を見合わせた。 ましろは、イチゴタルトを食べ始めた。 前へ |次へ |
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