《MUMEI》

ましろは、夕飯を全部綺麗に食べ終えた。


「ごちそうさま。」


ましろは
自分の部屋に
戻ろうと
立ち上がった瞬間


「ましろ、ちょっと話がある。」


「えっ?うん、何お父さん。」


ましろは、そのまま椅子に座った。


お父さんとお母さんは、真剣な顔をしている。



「お父さん、話って何?」


「ユナセのこと好きか?」


どうして
ユナセのことを
聞くんだろう…

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