《MUMEI》 ‐陸‐教室にいるとまた何か言われるような気がして‥ 小坂を連れて屋上に来た。 ここなら滅多に人が来る事はないし‥ 広々していて寛げるから。 それにしても困ったな‥。 自分から話しかけてみたはいいけど‥ これといって話す事がある訳でもない。 小坂の方から何か言って来てくれないかな‥ なんて少し思ったけど── こいつは俯いたまま頬を染めているだけ‥。 「───────」 どうしようか‥。 ただ2人で並んで座っているだけ‥。 何だかもどかしくなる‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |