《MUMEI》 一通りの話が済んだ後――… 彼女は僕を諭すように口を開いた…。 「話してくれて、ありがとう…出来杉さん…。 …貴方が苦しんでいたこと……のび太さんが憎かったことも……よく分かったわ…。 …貴方が私を想ってくれてたこと……とても嬉しく思う…。 …でも、未来は自分の力で切り開くものよ…。 …だから、貴方がこんな恐ろしい道具を使わなくても……貴方の気持ちさえ真っ直ぐなら… …運命はきっと貴方を見捨てたりしないわ…。」 しずか君は、頬を涙で濡らしながら僕に訴えた…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |