《MUMEI》

俺は拾った銃の総弾数を確認した。

残弾は少ないが、戦えるだろう。

ボルトを引き装填する。

「タタタタタン!」

銃弾がマークの居る廃虚に向けて浴びせられる。

「タアァァーン!」

マークも応戦している。

俺は物陰に潜む敵に照準を合わせ、トリガーを引く。

「タタタタタン!」

叫び声をあげる間もなくソイツは倒れた。

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