《MUMEI》
トイレへ…
私は教室に戻り牛乳を配り始めた、今日は配り当番だったからである

私は席を回り、牛乳を配っていたのだが、ある男子の席で悲劇は起こった


私が男子の席に牛乳を置くと、その男子は私を睨んで牛乳を床に投げ捨てた

その男子は「ふんっ」と言ったあと私が持っていた牛乳の籠から牛乳を一つ持っていった

私は泣きたくなった
でも…負けた気がしたから、牛乳を全て配り終えたあと、床にあった牛乳と私の牛乳を入れ替え、気付かれないように、トイレへと走った


トイレの個室の中に私の鳴咽が響いていた。

女子生徒が一人やってきて
「きさらちゃん、大丈夫?」

私は鳴咽を飲み込んで、その娘と一緒に教室へと戻った

先生には腹痛がひどくてと、嘘を言った


席につき、食べようとしたけれど、私の胃は食べ物を拒否した。

私は鳴咽を押し殺し、泣いた。

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