《MUMEI》

「いや…いや…嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!!!!!!!」


ましろは
叫んだ。


頭を抱え、床に伏せる感じで叫んだ。


たがその叫びは人間の声とは、思えない声だった。


叫びながらましろの周りは真っ暗になり、部屋が消えお父さん、お母さんが消えていった。


真っ暗な闇の世界になりながらも、ましろは叫び続けた。


叫び声は、遠くまで響いていた。

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