《MUMEI》 『でも、この手って、殺人者の手だよね…。』 その言葉は鋭く、ましろに突き刺さった。 ましろは真白を見た。 真白は軽く微笑んだ。 その微笑みにましろは、冷や汗をかいた。 「……。」 『分からないの?じゃあ、もっと分かりやすく話すね…。 この手は、弟ユナセを殺した手だよね。』 真白は、またしてもましろに微笑みかけた。 ましろは鳥肌がたった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |