《MUMEI》 その頃の坂井 真人は〜昼御飯の出前を何にするか?〜 ライライ軒のメニュー表の前で、真剣に悩んでいた。 あくまでも、能天気でマイペースな坂井ちゃんだった(笑) ∽…∽…∽…∽…∽…∽ 『坂井先生!』 音楽教諭の 町田先生が、声を掛けた。 『はい?なんですか?』 町田先生は〜40代のお母さん先生だ。 『あのね、徳田先生の赴任とあなたの復帰祝いで親睦会があるんだけど…都合はどうかな?』 …ゲッ…毒姫と飲み会?忌まわしい過去が甦るオレ… 『町田先生〜オレ行かなきゃダメですかね?』 町田先生は笑って、『主役が来なくてどーするの?』と言った。 オレは、力なく項垂れた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |