《MUMEI》

家に帰ってからも、私の考え事は柚木君だった…

私は必死に好きじゃないと自己暗示をしていた



でも…駄目なようだ

一旦好きと気付くとどれだけ好きではないと自己暗示をかけても、通用しなかった…





寝ても覚めても頭の中に柚木君がいる…という状態になってしまっていた。

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