《MUMEI》 私は本気で、柚木君を好きになっていた。 でも…何故自分が柚木君を好きなのかが解らなくて、否定を続けていた。 「のい?」 ナオに呼びかけられ 「えっ?」 反射的にびくっとしてしまう いつの間にか私は柚木君のほうを見てぼーっとしていたらしい 柚木君は気付いてはいないようだった。 前へ |次へ |
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