《MUMEI》 「真白ちゃん、あなたはずっと前からいたんだよね。」 『何を言っているの?私はユナセの時に生まれたのよ!』 「そう、ユナセが生まれた時に生まれたんだよね?」 『えっ…。』 違う… 「私はずっと不安だった。構ってくれない、いつもユナセを優先する。 私は嫌われている。不要な子だといつの間にか思っていた。 あなたも同じ。あなたは私が生んでしまったんでしょ…?」 ましろは、真白の右頬に手を優しく当てた。 前へ |次へ |
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