《MUMEI》

すると、真白の目から涙が出てきた。


「あなたは闇、悲しみ、不安、怒り、嫉妬、全部私なの…。」


『違う…。』


「何が違うの…?」


『私はこれからあなたになって生きる!だから死んでくれる?』


「えっ…?」


真白は立ち上がり、ましろの髪を強く握り引っ張り出した。


「痛いよ!真白ちゃん止めて!」


真白は、ましろをお風呂場へ連れ込んだ。

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