《MUMEI》

『でも、ここからどう出ればいいんだろう。

バス…あるんだったらとっくに帰っているよな…、そうだセツに聞いてみよ!』


あいつなら
なんとか
してくれるだろう。


これからのことも
ちゃんと


『おーい!セツいる?』

「……」


『返事がないなぁ。まっ!そのうち来るかな!』

その時
"ゴーン、ゴーン"


低い鐘の音が聞こえてきた。

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