《MUMEI》

『だから助けたかった、この世で一番大切なあなたを助けたかった。

あなたはユナセに嫉妬していた、父親、母親はユナセだけ特別扱いをした、私はその3人が許せなかった。

でも一番許せなかったのはユナセ、ユナセは知らないうちにあなたを傷つけてきた。

だから…CDを壊されたあの日、あなたの怒りは最高潮だった。

そこで私は……。』


そこで、真白はいったん話を切り俯いてしまった。


「ユナセを殺したんだね。」


真白はこくりと頷いた。

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