《MUMEI》

真白の涙は止まらなくなっていた。


『ましろちゃん…、殺してごめんね…、そうしないと私は地獄に行けないから。』


「なんで!」


ましろは抱きつくの止め、真白の目を見て聞いた。


『私も罪を償わければいけないから、実際ユナセと子猫を殺したのは私だし…。』


「違う!真白ちゃんだけじゃない、私だってユナセと子猫を殺した。

ちゃんと覚えてるよこの手に、ユナセと子猫を殺したときの感覚…。」


『ごめんねましろちゃん、行かなくちゃ。』

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