《MUMEI》

「……」


『私預かっていたもの、ましろちゃんに返すね。』


「えっ?何を?」


すると真白の白髪の髪が、ましろと同じ茶髪になった。


『さよなら、ましろちゃん。ありがとう。』


「こちらこそありがとう、もっと前に真白ちゃんに会いたかったよ。」


『うん、そうだね。じゃあ本当にさよなら。』


「さよなら。」


真白は自ら扉の中に入り、見えなくなってしまった。


扉は鐘の音を鳴らしながら消え、ましろは気絶した。

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