《MUMEI》
痛み
エリ「のぞみ、だって、まだ優斗を引きずってるよ…」

エリ「優斗の悪口言ったりしてるのが、その証拠だよ」
「他に、好きな人出来たら、前の男の悪口なんて、出てこないよ…」

俺「…」

エリ「優斗に、振り向いてほしくて、処女まであげたんだよ、あの真面目っ子が…」

俺「…」

エリ「優斗を責めてるんじゃないよ、寝たのは、のぞみ自信が選んだんだから…」
「でも、気持ちはわかるでしょ…」

俺、言葉が出なかった

エリ「女遊びするなら、相手選びなよ…」

俺「遊びってほど…」
「…いや、言い訳だな…」
エリ「私もね、優斗と、遊びって感覚じゃなかったけど…本気ってほどでもなかったんだ…」
「優斗には、嫌な思いさせちゃったと思ってるよ…」 
俺「…」

エリ「優斗、自分の道だよ、しっかり決めなよ」

俺「決める?」

エリ「あきらめられないなら、待つか、探すか、
後、何かある?」

俺「…」

エリ「…」

俺「…そうだよな…」
「俺が、何もしなきゃ、
俺が、変わらなきゃ、何も変わらないな…」

エリ「うん」

俺「ちょっと、目が醒めたかな、顔洗ってくるよ」
 
エリ、俺よりしっかりしてる、
俺はどんだけ、バカなんだろう…
 
顔を洗って気を引き締めた
俺「エリ、ありがとな」

エリ「元気出たみたいだね」

俺「あぁ、だから、もう一回、乳もませて」

エリが手の平を出した

俺「なに?」

エリ「1万円でもまさせてあげる」

俺「…さぁて、会場決めようか」

エリ「ケチ」
「勝手にさわっといて」

俺「もっと感触楽しんどけばよかった」

エリ「私の会費、優斗もちね」

俺「えぇっ!」

エリ「彼氏にチクルよ、優斗が私の下着の中に手を入れたって」
「…彼、喧嘩慣れしてるよ」

俺「ははっ…」
エリ、目がマジだ…

バイト、増やさなきゃ…

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