|
《MUMEI》 アキラ結婚した、２人の新居に遊びに言った帰り 「お腹大きかったね」 「スゲーよな、マジ結婚しちまうなんて」 「しばらく休学するんでしょ、大変だよね」 みんな、思う事はあるようだけど、 うらやましく見えたのは、俺だけなのかなぁ 行動力あるよな、あの２人は エリ「じゃあ、私はここで」 俺「エリ、居酒屋行かないのか？」 エリ「彼、迎えに来てるんだ」 駅前のロータリーに居る 赤い車… パッシングしてる エリが手を振った 男が車から降りて来た 「スゲー、アメ車だろあれ」 誰かが言った エリと彼氏が何か話してる ？ 彼氏がこっちに来る エリが止めてるように見えた エリ「ちょっとぉ、アキラ！止めてよ！」 アキラって言うんだ、エリ彼 アキラ「こんちは、優斗って誰？」 背でけぇー エリ「アキラ！」 アキラ「心配するなよ」 エリをあしらう彼氏 俺「俺ですけど…？」 アキラ「…」 俺の顔をまじまじと見てる… アキラ「なるほどね…」 エリ「もう、いいでしょ、行こうよ！」 アキラ「優斗、ちょっと俺らに付き合えよ」 エリ「アキラ！！何言ってんの！」 俺「すんません、俺達、これから居酒屋行くんで」 アキラ「そっか、なら、俺も参加させてくれ、いいだろ」 エリ「アキラ！いいかげんにして！」 「お取り込みなら、また今度って事で…」 そう言って、皆、帰って行った… 逃げるように… アキラ「そっかぁ、じゃあ予定なくなったな、付き合えよな」 なんて強引な人なんだろう… エリ「優斗、ごめんね」 俺は、アメ車の後ろの席に座った でかい車なのに、後ろ狭い！ だいたい、何で後ろの席のドアがないんだ！ ブォロロロ！！ けたたましい音に急加速 下品な車だなぁ 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |