《MUMEI》
蓮見の企て
『え?蓮見〜なんで?』


『何?君、どうやって入ったの?』
驚く毒姫。


『にこり…意外と汚い手を使うんだね…徳田先生?脅しなんてさ…』


『うっ…煩いわね、勝手でしょ!邪魔しないでよ。』


『ふっ…なら僕も、汚い手使っちゃうよ。これ、な〜んだ?』


蓮見は、封筒を毒姫に渡した。


『うっ…これは、君どうしてこれを…。』


『先生〜僕のお抱えの興信所って優秀でね〜スペシャルランクなんだ!』


ガックリ…肩を落とす毒姫。
『私の負けよ…真人から手を引くわ、それで良いんでしょう?』


にっこり笑って頷く蓮見。


第二ラウンドは〜蓮見の圧勝である。第三ラウンドは無さそうだが…。

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