《MUMEI》

「セツそれ、どういうこと…?」


「ユナセは、天国には行かず、ずっとましろの、そばにいたんだ。」


「ユナセが…?」


私のそばに…


「よく言う、成仏しないとか未練が残っているとかだ。」


「未練…。」


ましろの顔は一気に青ざめた。


やっぱり
ユナセは
私のことを
恨んでいるんだ…


当たり前だよね…

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