《MUMEI》 ましろは部屋に戻ってきた。 死人のような落ち込んだ顔をして、床に崩れるようにして座った。 「ましろ…。」 セツはベッドから立ち上がった。 「セツ、ユナセどこにもいないよ…。本当に私の近くにいるの? もしかしてユナセ…、私に会いたくないのかな?」 ましろは辛そうな顔で苦笑いした。 「ましろ、ごめん、人間には霊体は見えないんだ。」 前へ |次へ |
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