《MUMEI》
紹介
あれから何日かして
バイトを終え、店を出ると赤いアメ車が停まってた

アキラ「オス、終わったか?」

俺「アキラさん、どしたんすか?」

アキラ「ちょっと付き合えよ」

俺は車に乗った

アキラ「この前は悪かったな」

俺「…はぁ」

アキラ「怒ってんのか?」
俺「俺はいいっすけど…エリが怒ってんじゃないっすか」

アキラ「心配ないよ、あいつは」
「興奮したか?」

笑いながら聞いてきた
 
俺「まぁ…」
 「衝撃的過ぎて…」

アキラ「鼻血出たか」
ぷっ、て感じで笑ってる 
俺「趣味なんすか?ああいうの?」

アキラ「まぁな」
  
ひどい趣味だなぁ…
言葉には出さなかったけど
アキラさんが一瞬俺を見て
アキラ「悪気はないんだよ、怒るなって」

そう言った
 
 
前に連れて行かれた、個室になってる高級店に着いた 
アキラ「行こうぜ、優斗に会わせたい人が居るんだ」
俺「俺に?」

アキラ「女だよ」

? なんか、企んでるな
アキラさん…

まぁ、ただ飯なら、いいか…

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