《MUMEI》 ユナセは一瞬驚いた顔をしたが、ましろの隣に座った。 セツはベッドの上に座り、足と腕を組み目を瞑った。 ユナセは言おうか言わないか迷っている顔をした。 だが、言うことを決めたのか、真剣な顔付きに変わった。 「姉ちゃん、あん時CD壊してごめんね。」 「……ユナセ…、謝るのは私の方だよ…。だっ――」 「待って姉ちゃん、俺の話を聞いて。」 「うん…。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |