《MUMEI》
茜さん
アキラ「待たせたな」

個室に入ると、エリともう1人、女性が居た

アキラ「優斗、ビールでいいのか?」

俺「はい」

エリと目が合った

スゲー気まずい…

アキラ「エリ、なに赤くなってんだ」

エリ「…だって…」

アキラ「まぁ、わかるけどな」
「紹介すらな、これ、
あかね、って言うんだ、
俺の、女友達だ、エリとも仲いいよ」

俺「初めまして、俺、優斗って言います」

茜「初めまして、よろしくね」

気さくな人だった

乾杯して、直ぐ、この前の話題になった

エリ「もう、止めてょ」
真っ赤な顔のエリ

茜「アキラ、あんた趣味悪いよぉ」

アキラ「しかたねーんだよ…エリ、あぁしねーと、燃えないんだから…」

エリ「ちがっ!そんな事ないよ!」

アキラ「…恥ずかしい話しなんだけどな、前に車の中でやってたとき、覗かれたんだよ、そしたら、エリ、凄くってさ…」

俺「…」
大胆な発言だなぁ、

アキラ「家でしてるときもよぉ、優斗の名前出すと、スゲーんだ…」

茜「優斗君て、あの?入れる前にって…」

アキラ「そうだよ」

エリ「…」

俺「また、その話しっすか」
流石に機嫌悪くなった俺 
アキラ「わりぃ…優斗…」 
場が一気にしらけた

俺「温厚な俺も、たまにはイラつきますよ」

アキラ「…」

「お待たせしました、近江牛の網焼きです」
仲居さんが来た

俺「あっ、これは」

アキラ「機嫌治せって、な、優斗」
「全部食っていいから」

俺はガッツリ半分食って

俺「半分機嫌治ったよ」

茜さんに、バカ受けだった
茜「飢えてるの?優斗君」
俺「貧乏ですから、食える時に食わないと」

茜「じゃあ全部食べて、私達女性には、カロリーありすぎだから」

エリ「優斗、食べて」

俺「…じゃあ、遠慮なく」 「けど、機嫌は半分っすよ」

アキラさんを見て言った

へぇ、この人も、困った顔するんだ

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